住まいづくりを始めたばかりの方は、「何を質問すればよいのかわからない状態」つまり「分からないことが何なのか分からない状態」になることがあるのではないでしょうか？

私たちもお客様との打ち合わせで、思いつき次第、ポンポンと質問を受けることが、よくあります。一人で考えを思い巡らしていると、モヤモヤしていたことも、私たちと話しているうちに、頭の中が整理でき、問題解決！なんてこともあります。

情報があふれ過ぎている今は、心強いアドバイザーを持つことも必要です。

今まで何気なく過ごしてきた生活パターンがあると思います。今回新しい住まいを計画するに当たって、生活パターンをガラリと変えることは、なかなか難しいと思われます。

よって、ご自身の生活パターンについて把握しておき、新しい住まいに移り住んだときの、１日の生活の流れがイメージできることは、「このプランでいい」と納得できることにもつながります。

そこで、１日の家族の行動について、朝から寝るまでの行動を、時間軸で表にしてみましょう。目に見える形とすることで、現状が具体的に把握でき、プランの問題点が新たに出てくるかもしれません。

たとえば、「着替えてから朝食をとるのか」、「朝食の後に着替えるのか」でも使いやすい間取りは変わってきたりするのです。

どの部屋で行うかとともに、時間表に記入すると把握しやすいかと思います。

まずは自分にとって何が重要なことなのか、これからどんな暮らし方をしたいのか、どんな過ごし方が快適なのか、今の生活で何が不満なのか・・・。

まずは「自分たちの生活スタイル」について、具体的に見直していきましょう。
「今の暮らしで不満に思っていること」「新居に求めること」などを紙に書き出してみましょう。

人間、見たくない現実についてはどうしても目をつぶってしまいますが、まずは今の生活習慣を把握し、その延長上に新しい住まいの夢を描いていった方がより現実的なプランができると思います。

一度、今のお住まいの各部屋をデジカメで撮って写真としてみてみることをオススメします。より客観的に現状を把握できると思います。